すとんこ

ヒックとドラゴンのすとんこのレビュー・感想・評価

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)
4.0
ひ弱な心優しき少年・ヒックが、飛べない竜の″トゥース″と心を通わせ、種族を越えた友情を育むって話☆

北の海にあるバーク島に住むバイキング族。彼らは日々、ドラゴンの襲撃による脅威にさらされていた。
しかし、勇猛果敢な戦士でもある彼らは、ドラゴンに屈することなく、日夜鍛練し撃退していた。
そんなバイキング族の長の息子であるヒックのモヤシっ子ブリは、本人も父親も周囲も悩みの種でした。

そんな彼が、トゥースと知り合うことによって独自のドラゴン撃退法を編み出し、今まで無かった自分の居場所を獲得していく様が感動的。

種族も、言語も違うモノ同士が、過去の因縁を捨て、前向きに未来を見据えて共存していく柔軟な思考は現実社会でも取り入れるべき考え方。困難ではあろうが。

そして、人体欠損についても本作は触れていて、その事を取り分け重たく扱わずに、代替可能な技術や周囲の協力で支えましょう的な描写にとどめている点もグッときますし、説教臭くなくてよい。

大空を自由に飛び回る飛行感と、信頼し合える相棒・仲間たちを獲得していく充足感に満たされる一本(* ̄ー ̄)☆



○キャスト○
ヒック:ジェイ・バルチェル
ストイック:ジェラルド・バトラー
アスティ:アメリカ・フェレーラ
ゲップ:クレイグ・ファーガソン
スノット:ジョナ・ヒル
フィッシュ:クリストファー・ミンツ=プラッセ
タフ:T・J・ミラー
ラフ:クリステン・ウィグ
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