いけだん

リクルートのいけだんのレビュー・感想・評価

リクルート(2003年製作の映画)
3.7
CIAの新人採用と研修の話。
MITの優秀な卒業生がCIAにリクルーティングされるところから始まります。学生がコリン・ファレルで、採用・教官がアル・パチーノです。

CIA物やスパイ物が好きなら、この設定は楽しめるのではないでしょうか?ボーンシリーズが好きなら、一見の価値はあります。

体力、武器の操作、素手で相手を倒す力、盗聴・尾行の技術、そして相手を騙す技術、そして拷問に耐える力など、スパイに必要な能力を教育され、また適性を見極められます。

この作品の魅力は、どこまでがテストでどこからが本当なのかが分からないところです。本当だと思った事がテストだったり、テストと思ったことが本当だったり。
常に誰かが誰かを騙しています。

主人公を通じて、そのドキドキ感を味わえました。

ストーリーは、この「騙す」というところを軸に展開し、最後にネタが明かされます。

教官役のアル・パチーノの存在感は相変わらず圧巻でした。
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