なすび

女の一生のなすびのネタバレレビュー・内容・結末

女の一生(1958年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

原作読んだのが1ヶ月前くらいだからうろ覚えをたどりながら話についていけた!笑 映画用に短くするために意外とごっそり改変してたりする、と思ったけど人それぞれの解釈の違いか⁉︎とも思った。私は主人公は結婚後旦那が女中さんと不倫した辺りから、なんというか自分の人生に諦観を抱いてぼーっと生きている気がした。逆にもうどうでも良くなってジュリアンとまた和解とまではいかないけどほどよい距離を保てるようになったというか。ジュリアンが死んだ時もそれほど驚かなくて、父や母が死んでまたひとり人が死んだのか、あの人はもういなくなったのがなかなか信じられないみたいな印象を受けた!どれだけ激怒しても絶望しても諦観しても主人公の人生は不幸のレールを外れなくて、神の存在を信じられないと共に逆に感じられる話と思った。
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