なんだろうなこの安定感は、画面を通して監督の自信が伝わってくるようだった。しかし綺麗な映像、壮大な音楽にまるでクラゲが漂う姿を見せられているようで物凄く眠たかった、実際に寝た。ストーリーも僕の頭ではすぐに理解できず、後からネットで解説を読み、「はあーそうなのかー色んな解釈の仕方があるよねー」などと分かった気でいる状態である。
ここ数日で何本かのSF映画を見て、3日前という過去に過去で作られた未来の話や過去の過去の話、現在を行き来し旅をした訳だが、その間にいくつもの物語が始まり終わり、そして僕の人生という物語もまだその途中であり今この瞬間も1秒また1秒と未来へ進んでいる。色々考えだすと果てしなくて現代に生きているということが不思議な感じがしてくる。きっと今日も明日も風のように過ぎていく、そのうちスマホで野菜が切れるような未来が訪れるかもしれない
