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シグナル〜月曜日のルカ〜のerieeのネタバレレビュー・内容・結末

シグナル〜月曜日のルカ〜(2012年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

高田世界館で撮影された映画。実際に映写室を見てから映画を鑑賞。

映写技師のルカと夏休みのバイトとして採用されたケイスケのひと夏のラブストーリー。

祖父が大切に守ってきた古く小さな映画館。
フィルム映画を上映する祖父から映写技師の仕事を教わり育ったルカ。

バイトの採用条件は3つ。
①ルカの過去を聞いてはいけない
②月曜のルカは塞ぎ込んでいる為そっとしておく
③ルカに恋愛感情を抱かない

若くて美しいルカにケイスケの心は揺らぐ。
狭い映写室の窓からスクリーンを覗くふたり。
失敗を繰り返しながら上達して行くケイスケにルカの傷ついた心も癒されて行く。
そんな時、謎のイケメンが現れた。

感情の起伏が激しく粘着質なイケメンは、ルカの元カレの漆田。
漆田役の高良健吾が嫌な役を演じている。

月曜のルカの憂鬱は漆田が原因だった。
漆田セブンの月曜の彼女だったルカが漆田の前から姿を消し銀映館に引きこもってから3年。大好きだった祖父の死を後悔しながら生きてきたルカに再び光を与えてくれた存在がケイスケだった。

漆田の呪縛から解放され、外の世界へ飛び出す事が出来たルカにとってケイスケは大切な人であり大好きな人。

野外上映をするルカを電車の中から見守るケイスケ。
お互いの未来に幸福が訪れるといいなぁと思った。

作中の、怪我をしたケイスケの見舞に訪れた父親が持ってきたエクレアを高田世界館の売店で販売していたので食べてみた。
モカクリーム美味しかった。
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