やっぱりカルカン

キャットウーマンのやっぱりカルカンのレビュー・感想・評価

キャットウーマン(2004年製作の映画)
3.8
猫大好き!猫かわいい!素晴らしい映画。なんで今まで見た事なかったんだろう?と思ったら、ラジー賞だったんだ。でも猫が大好きなのでとっても楽しめた。

初見でDCコミックスの知識一切なし。まず猫がいっぱい出てきてかわいい。主人公の女の人が死亡したが、エジプシャン・マウの「ミッドナイト」が持つ不思議なパワーで猫女になって蘇った!うらやましい。素敵!キャットマンじゃなくてウーマンな所がいい。
冴えない主人公が強くてカッコいいキャットウーマンに生まれ変わる所もいいし、騒音野郎をブチのめした所はスカッとした。ガツガツ猫缶食ってたり、寿司のネタだけムシャムシャがっついてたり、またたびにゴロゴロしてる所もかわいかった。
刑事さんが「加藤さん、事件です」の阿部祐二に似ていた。キャットウーマンがカッコいい。自分を殺した奴と会社に復習するのもいい。主人公の根が優しい人で、結果的に死んだ事はあっても意図的に人を殺さないし銃火器を使わない所がステキ。
ヤバい化粧品の魔の手から女の子達を守ったって設定も私は好き。セーラームーンオタクなので、ほんの少しだけセーラームーンとの共通点がある所もときめいた。

悪かった所はコスチュームの露出がちょっと多すぎる、最後「あと15分で決着か…」と思ったらやっぱり、えらいあっさりしてた。もうちょっと最終局面に時間を割いてもよかったのでは。
阿部祐二がチラついて刑事さんが一緒にいる時はずっと気になっていた。部屋に付け爪が落ちてたのは萎えた。そのせいで阿部さんにバレたし、付け爪だったんかい!というか、取れないように付けとけや…と。

ハル・ベリーが誰かも知らないし、吹き替えで見たので演技の上手い下手も分からない。ラジー賞と知って驚いたけど、私は猫が好きなこともあり、とても面白かった。早速猫好きの妹にもすすめておいた。猫好きの方は是非!!