今作かなり面白い。フィオナと結婚したシュレックはフィオナの両親に挨拶に行く。シュレック夫妻の姿をなかなか受け入れられない国王とフェアリーゴッドマザーの陰謀に巻き込まれているが果たして??みたいな感じかな。前作で怪物の姿になったフィオナと対照的にフィオナのために人間の姿になるシュレック。この二作目も見た目は関係ないというメッセージがバシバシ伝わってくる。
基本的にシリーズが続く毎に面白さというのは減っていくイメージだが、結婚からハネムーン、親への報告という順序があることでストーリーの流れが自然で面白さが保てているのではないかなと思う。シュレック、フィオナ、国王、王妃、それぞれのキャラクター達の感情もストーリーの自然さを際立たせてる。
オープニングから全編を通してありとあらゆる映画のオマージュシーンも楽しめるし遠い遠い国のハリウッド感もとても面白い。現実ではセレブの住宅街がおとぎ話の有名人達に置き換わっているのも面白い。そしてとうとう長靴をはいた猫の登場。竹中直人いい声過ぎ。暗闇の中の竹中直人の渋い声から猫を想像できた人居ないんじゃないかな。
