2022 年 16 本目
『羊たちの沈黙』より少し前、FBI 捜査官ウィル・グレアムとレクター博士の死闘を描く。何か毎年 1 回ハンニバルシリーズ(ホプキンス版)を見返してる気がする。いつ見ても面白いのだが、猟奇殺人者がおしなべて幼少期のトラウマで人格が歪んでいるという描き方はちょっとワンパターンな気もする。本作のフランシス・ダラハイドが若き日のレイフ・ファインズだといまさ気がついた。エミリー・ワトソンもかわいいわあ……。しかし何と言っても最高なのは、画面にほとんど出てこないのに存在感抜群のアンソニー・ホプキンス。マッツ・ミケルセン版ドラマも嫌いではないが、やっぱりレクター博士は結局ホプキンス版に戻ってきてしまう気がするな。