capybara6

シンドラーのリストのcapybara6のレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
4.5
シンドラーの「正義」を振りかざしてない感がいい。私欲にも走ってる感じがリアルだ。
ユダヤ人労働者にチヤホヤしないところ。
「私が雇い主で君たちは労働者」という一線を守りながらも、財力を尽くして1100人ものユダヤ人を救った。
そんな態度なのに最後は「もっと救えたのに」と泣き崩れるシーンは彼の本音を見た気分だった。
雇い主と労働者の立場を崩していたら、軍に目をつけられて「結果」は生めなかったのだろう🤔アーモンの「ドイツ人」であることに溺れた悪態。まるで狩りでもするかのように射殺する姿に「悪魔」を見た気がする。
capybara6

capybara6