白パン

シンドラーのリストの白パンのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
5.0
オリンピックのジェイソンブラウンの演技が素晴らしすぎて、とにかく感動してしまい(今回のフリーで1番心に残りました)序盤に必ず寝落ちしてしまっていたシンドラーのリストをちゃんと観ようと決心

寝る前に観てたから寝落ちしてたんだ…眠くなることなど一度もなく、見入ってしまって今観終わって記録している次第です。

ナチス系映画も沢山観ていたつもりだったし、勉強もそれなりにしていたと思っていたけれど、「オスカーシンドラー」について何も知りませんでした。

何一つとして不自由のない生活ができるはずなのに、わざわざ自分に危険が及ぶかもしれない事を成し遂げ、ネズミや虫けらのような扱いをしている中でちゃんと人として接しているシンドラー…むごさで溢れたこの時代にこんなにも素晴らしい人がいたなんて…

赤い服の女の子の演出も素晴らしい、あんなに小さな女の子が…ずっとずっと忘れられません。
銃で撃ち殺された人々がリアルで頭から離れません。何年も頑張って生きてきた人が…人はあんなにも簡単に死んでしまうものなんですね。
色々な意味で衝撃的なシーンが多すぎて、こんなに心が動いた作品は久しぶりです。

映画は時代のほんの一部しか映さないですが、こんな毎日を送っていた人々が、絶望の毎日から命懸けで生き残り、今も生きていてその子孫も私と同じ今を生きているんですね、二度とこんな事が起きないように、戦争を体験していない私たちも次の世代に伝えていかないといけないですね。
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