スターウォーズep4-6にお金と時間と青春を捧げたファンが、特別編(ep4-6の改編版)や続編(ep1-3)の登場により
思っていたのと違う!!!
と暴徒化した理由が分かるドキュメンタリー映画。
※ep7-9公開前です
けっして監督をひたすら批判しているわけではなく、愛があるからこそ怒りが止まらない状態なのが、見てて愛おしくなります。
SWファンのドキュメンタリーだけど、
宗教学、社会心理学、経営学視点といったあらゆる視点で楽しめるのも楽しいです。
SWには人を中毒化させる要素「お金を沢山使わせる」「時間を沢山使わせる」「人生の一部にさせる」がふんだんに盛り込まれ、
「嫌ならやめればいいじゃない」
が出来なくなってしまう商業的に完璧な作品であることが垣間見れます。
新しい価値観を持たせる難しさも垣間見れ、
例えば宗教の中で「同性愛は悪」と習ってきた人に、今さら「同性愛は悪くないよ!」と言って聞かせてもすんなり納得してもらえない心理に近いものが見られます。
最後に、スターウォーズを作ってしまったからこそ人生が狂ってしまったルーカス監督視点で観ても楽しめます。
続編としてピープル&ルーカスvsディズニー希望!!!