日欧米 Movie Sabbath
33作品目
英題
『Witch Way Love』
毒気の無いディズニー系、ファンタジックなフレンチラブロマンス。
ジャン・レノ目当て。
ヒロイン魔女のモーガンは、人間とのハーフの息子アーサーの将来を考え、持って生まれた魔力を消す儀式に必要な同誕生日同時刻の人間の男を探していた。しかし、ジャン・レノ演じる黒魔術師モロクが世界中を飛び回り該当者を1人1人抹殺していた。
最後の生き残りであるニューヨークの発明家マイケルが渡仏の際、モーガンはチャームの魔法にかけ、アーサーの名付け親として儀式に参加させようとするが、モロクも次期後継者にしようとアーサーを狙っていた―――。
ジャン・レノのコスプレを堪能出来た。ヴェネツィアの仮面舞踏会。真面目にやってる所がまた笑いを誘う。
チャームのシーンでの事後、愛の魔法の副産物か草原からお花畑になるのが手仕事で好感を持った。
魔女のお屋敷や内装にやたら力入ってて、おばあちゃんの白魔女たち。三姉妹? やっぱり三人なんだな。『マクベス』からの定番なんだろうか。出所が知りたくなった。
ヒロインが恋に落ちた肖像画のくだりはロマンチック。
安倍晴明と蘆屋道満の術比べのような魔術合戦も山場の一つ(大袈裟に言ってる)。
全体的に薄味の感じは否めない。