犯人です

1408号室の犯人ですのレビュー・感想・評価

1408号室(2007年製作の映画)
3.4
【あらすじ】
作家で、アメリカ各地の超常現象などをルポしていたマイク(ジョン・キューザック)のもとに、一通の手紙が届いた。その内容はドルフィンホテルの1408号室には絶対に入ってはならないというもの。好奇心をかき立てられたマイクはホテルに出向き、入るのをやめさせようとする支配人のオリン(サミュエル・L・ジャクソン)を説得し、何とか1408号室に入るが……。(Yahoo映画参照)

『概要』
ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングの同名小説を基にとあるホテルの1408号室で連続する騒動を軸に描かれたサスペンスホラー。宿泊した者は必ず死亡するという謎の現象を臨場感たっぷりに見せる。主演は『マルコヴィッチの穴』のジョン・キューザックと、『ブラック・スネーク・モーン』のサミュエル・L・ジャクソン。ホテルの一室で繰り広げられる数々の怪奇現象が、観る者を凍りつかせる。(Yahoo映画参照)

『良い点』
・とてもテンポ良くて飽きない
・なかなかぶっ飛んだ怪奇現象
・ジョン・キューザックの熱演

『悪い点』
・ホラー演出が怖くない

《感想》
自分でもなぜこの映画を見たか分からないくらい適当に選んで鑑賞した今作品😂😂
詳しいわけではないですが、スティーブン・キング感が凄まじいです‼︎

——— 🔹ホラー映画として🔹 ———
今作品は1408号室内で繰り広げられる言わばワンシュチュエーションホラー🎬
途中グダって飽きないかな?と心配でしたが意外と最後まで飽きずに見ることが出来ました‼︎
休む暇もなく次から次へと怪奇現象が主人公を襲うし、その内容もぶっ飛んでいるおかげでしょう👍👍
ラジオの音楽が勝手に鳴り出すなんて朝飯前!
室内が氷点下になるし、電波ジャックしまくるしで結構なんでもありです(笑)
1408号室自体も異空間に飛ばされますしね…
逆にホラーとしてはあんまり怖くないです😭
こんだけ超常現象が起きているにも関わらず、この映画に関しては個人的に怖いなと思ったシーンが一つもないです…
ジャンプスケアも多く、急に何者かが襲ってくるシーンなどもあるのですがなぜか怖くない(笑)
なんで怖くないか明確な理由は浮かばないのですが…
結構ビビらせ方はオーソドックスでシンプル。
なのでホラー映画をかなりの本数見てる方は怖くないのかもしれないですね。
(あと、怪奇現象がぶっ飛び過ぎて怖くないとか)

——— 🔹ラストの解釈🔹 ———
この映画のラストの解釈が人によって違います。
普通に見ればハッピーエンドなのだが実は…みたいな考察が結構溢れてる😂😂
確かに最後の表情を映すシーンはいろんな解釈が見てとれる。
ですが、個人的にはみんな考え過ぎてるだけじゃないかなと思います(笑)
中途半端に考察できる余地を残すラストのせいで、今作の評価を分ける原因になっているような気がする…

——— 🔹 ジョン・キューザック🔹 ———
ジョン・キューザックとサミュエル・L・ジャクソンの2人が映し出されたポスターだったのでダブル主演的な映画なのかなと思ったらそうでもなかった😂
サミュエル・L・ジャクソン目的でこの映画を見たようなもんなのですがあんまり出番ない…
ですがほぼ一人芝居状態のジョン・キューザックの演技は素晴らしかったです‼︎
この映画を飽きさせない理由の一つと言っても過言ではないでしょう👍👍
娘の灰をかき集めるシーンや最後にタバコを吸うシーンなどとても熱くなる演技でした。

——— 🔸最後に🔸 ———
良い意味でも悪い意味でもスティーブン・キングらしい映画🎬
序盤はとてもドキドキする展開と設定で風呂敷を広げるものの畳みきれない作品です(笑)
なので基本的には進むにつれてグダグダになるのですが、ぶっ飛び超常現象とジョン・キューザックの熱演のおかげで飽きずに見れました‼️
できればサミュちゃん側のシーンも多めに欲しかった😂😂