ぽむぽむ

羊たちの沈黙のぽむぽむのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
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名作ってこういうことかと脱帽した。
とてつもない緊張感が冒頭から終わりまで続く撮り方、演技、展開で超怖かった。
サスペンス金字塔と呼ばれるのに納得。
特に視線の撮り方が印象的で、クラリスに向けられる性的に消費する視線(長回しで男性警官から見下ろされるシーンは特に!)、レクター博士の全てを見透かすような不気味な視線、ビルが女性に向ける羨望と恐怖の視線など、当事者になったような気持ちにさせられた。
レクター博士が凶悪な殺人鬼であることには変わりないが、その冷静さや清潔感にどこか魅力を感じるキャラで続編やドラマが人気になる理由がわかる。
クラリスと一緒に推理したくなるような展開や撮り方が素晴らしくて、特にビル家への突入シーンは圧巻だった!
役者の演技力凄すぎてこんなのアカデミー賞とってるやろ!って思ったら本当にとってた!ガチ怖いけどこんなに完成された美しい作品ってあるんだなって感動した!レクターとクラリスの指が触れるシーンとか良すぎるな、、、まじで名作すぎる
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