と

メリー・ポピンズのとのレビュー・感想・評価

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)
5.0
俺の1番好きな映画
辛い時に空想にふけさせてくれる
辛い時に心を励ます歌を届けてくれる
これぞファンタジー、これぞミュージカル

金銭問題・人間関係など現実的な問題を、こんな風に解決したらいいのにな〜と頭の中で考えるのは誰しもが行ったことのある行為だと思う。その空想を音楽と共に美しく表現するのがメリーポピンズ。

『童心を忘れないこと』ってしょうもないテーマだと思う人も多いかもしれないけど、こんなにも素晴らしいことなんだなと思わされる。
『童心』というのは精神の中核にある、て本質みたいなものだと思う。大人になるにつれて精神は複雑になっていき見えづらくなっていくが、皆んなに『童心』は残っているんだと思う。
生きていると、生きるの辛い、俺なんでこんなことしてるんだろう?こんな風になれたらなーという負の感情が湧いてくる。でもその現在に至った経緯を徹底的に遡っていくと必ず幼い頃の思い出や楽しかった事にたどり着く。幼い頃の記憶、つまり『童心』は人生の起源であり、あらゆる行為の動機なのである。そこから逸れた行為をするとやはり居心地が悪く、人生が退屈になっていく。『童心を忘れない』ということは、人生を純粋に生きることだと思う。
と