しちみ

ある子供のしちみのレビュー・感想・評価

ある子供(2005年製作の映画)
1.6
すっごくつまらなくて全然記憶がない。
この作品自体がつまらないという訳ではなくて今の私が見ても面白く感じなかった、という方が正しいです。

"ある子供"は誰を示しているという訳でもなくこの作品に登場するほとんどの人が子供なんだと思います。
男の方が最低すぎて女の人が良く見えてしまいますが女の人も子供だな、と感じました。
だって子供育てていける確証もないのになんで子供なんて身篭ったの?と子供ながら私は思います。

しかし子供が出来た以上、母親として強く大人として生きていかなければならないのに男はあんなんだし。
今の私には想像つかないというか次元が違いすぎて見ていてもあまり面白くは感じなかった。

しかし、フランスの映画とあるだけ撮り方や雰囲気などがすごくオシャレです。
もう少し大人になったらまた見たいと思います。

この映画を見ると改めて自分もまだまだ子供なんだなと痛感してしまいます。
子供のまま大人になった人たちの間に生まれた子供はいずれ同じように"ある子供"のまま育ち大人もどきのまま生きていくのでしょう…。
しかしこの映画は単純にこんなものが描きたかったというよりは個を対として大勢の人に問題提起しているのかなと思いました。
色々と最低な事が多い映画ですがどこか愛に溢れて求めているようなそんな感じがする映画です。

人を心の底から愛するって大切です。
しちみ

しちみ