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ギャング・オブ・ニューヨークのyのレビュー・感想・評価

4.1
2017年11本目

19世紀中頃のニューヨークが舞台でネイティブ・アメリカンと名乗るギャングとアイルランド移民の抗争を描く。

最も印象的であったシーンは、毎日のように港に降り立つ船からアイルランド移民がやってきて その移民達が南北戦争に駆り出されるために出征し、その亡骸を棺に納めるのをワンカットで見せるところであった。南北戦争のある側面の背景が浮き彫りになって今のアメリカの礎を築いてきた過程をほんの一部ではあるが感じとることができたと思います。

物語構成としてはもっとディカプリオがダニエルデイルイスにとって息子同然に感じるような存在になってからの対立構造に転じた方が僕の好み的には良かったですが
十分に楽しむことができました。
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