ロバート山口

バニシングIN60”のロバート山口のレビュー・感想・評価

バニシングIN60”(1974年製作の映画)
2.0
懐かしい、久々の観賞。私が中学・高校生だった1970年代、水曜ロードショーなど洋画劇場枠でよく放送されてました。で、翌週は"新バニシングIN60"/スピードトラップ"とのセット。ストーリーに繋がりはなく日本特有の続編風騙しタイトル。私も最近正規の続編でないこと知りました。そもそも本作のバニシングというのもおそらく"バニシング・ポイント"からいただいたものなんでしょうが。

この頃は車がメインの映画多かったですね。"爆走"とか"激走"などのタイトルがついてたり。ほとんどがB級映画。"ザ・カー"や"クラッシュ!"というホラーものもありました。当時はどれもそれなりに楽しんで観てました。今観るとどうなんでしょうねぇ。

カーアクションはこの時代のまだカット数の少ない方が位置関係などわかりやすくていいですね。なんとなくほのぼのと牧歌的な感じもしたり、手作りの良さがあったり。ボーン・シリーズや96時間シリーズのカーアクションはカッコいいんだけどカットの切り替えが目まぐるしく、いつの間にか状況が混乱するんですよね。

盗もうとしてる車の後部座席から虎だなんて、これ以上ない防犯。このシーン面白かったです。
ロバート山口

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