プライア

ザ・ファンのプライアのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ファン(1996年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

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営業マンのデニーロは地元野球チームの熱狂的なファン。
そこに4000万ドルの選手がやって来たが、希望の背番号は得られず。
ラジオ番組を通じて直接会話したデニーロはその選手のファンになった。

その選手が開幕早々スランプに陥り、デニーロは背番号のせいだと考える。
そして意地でも渡さないと意地を張っていた選手を見つけ、説得を試みる。
当然失敗するが、会社をクビになりヤケになっていてその場で刺し殺してしまう。

これを機に贔屓選手がスランプを脱し、デニーロは自分の手柄だと思い込む。
またストーキング中に偶然彼の息子を助けたため、別荘に招かれる。

その時に直接話をしたデニーロは静かにキレる。
スランプを脱したのは「たかが野球」と考えたためと言われたためだった。
愛する野球を冒涜された気になり、また自分に感謝していないのに腹が立った。

そしてこの選手の車を奪い息子も誘拐、次の試合でHRを打たないと殺すという。
雨の中の最終打席、ついにHR性の打球が飛び、ランニングHRとなる。
しかし本塁は明らかにセーフなのにアウトのコール。

よく見るとその審判がデニーロだった。
デニーロはナイフを持っており、マウンドに上がって投げようとする。
野球少年でメジャーのマウンドに上がってみたかったデニーロは、
これで夢を叶えた形になるが、その場で射殺される。
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うーん、怖い。エスカレートしたファンってのは怖いのう。
日本じゃスポーツというよりアイドルのファンにありそうな気がする。
しかしデニーロの演技力は相変わらずで、まさに狂気だった。
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