ザ・ファンの作品情報・感想・評価

「ザ・ファン」に投稿された感想・評価

久しぶりにウェズリー・スナイプスを見たくて本作を手にしたら、銃も刀も一切持たず、バットを持つ(それもニーガンの様にするのではなく、ただホームランを打つための)ウェズリーだったので驚き。逆に数少ない作品だったと思い貴重な時間を頂いた。

主演はデニーロとウェズリー。そして脇役にベニチオ・デルトロと案外豪華なサスペンス映画。
サスペンス映画と胸を張って言えない何とも中途半端な作品ではあったが、デニーロの狂演は見もの。メジャーリーガーのファンであったデニーロがだんだんストーカーまがいな事をしだし、遂には………。という作品なのだが、徐々に狂い出してくるデニーロの演技は本当に凄まじかった。
内容的にはクライマックスの演出は酷いものがあったが、それまでのストーリー展開はなかなか興味を引くものがあって楽しめた。それもデニーロのお陰なのだが。

まぁある意味、われわれ映画オタクにも通ずるところが無きにしも非ず。全ての熱狂的なオタク達よ、一線を越えるな。という事でしょうね。
onlooter

onlooterの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ウェズリー・、スナイプスは野球選手で
ロバート・デ・ニーロがファンでエスカレートして
11番のシーンがすごかった。
Moeka

Moekaの感想・評価

4.0
昔から、野球に夢中になる人の気持ちが分からなかった。

父をはじめ、夕食どきにテレビを占領しては「チッ、そこで振ってんじゃねぇよォ〜〜」とか言ってる人の気持ちも全く分からなかったし、
そもそもなぜ野球が上手いというだけで、それが仕事になってお金が貰える仕組みなのかも理解できなかった(これは野球に限ったことではないけれど)

甲子園に熱狂する人の気持ちも分からなくて、付き合いで一応目を通してはみたけれど、やはり分からなくて
少年がスポーツをし、勝ったチームと負けたチームがあり、ドラフトがあり、その後の生き方が決まる、
という一人の人間の人生を、テレビ前(あるいは球場)で消費している人たちがどういう気持ちなのか全く伺い知れなかった。

この映画を観ればなにか、そういう人たちの気持ちが分かるんじゃないかと思って、この映画を観た。

けれど、そこに映っていたのは、「野球に熱狂する不可解な人」ではなくて、「何かに夢中になるただのファン」であり、
大好きなミュージシャンに夢中になっている、私そのものでもあった。

野球、スポーツに限らず、俳優でも、ミュージシャンでも、アイドルでも、
ファンにはみんな、変わりはないのだと気付いた。

高校球児に思いを馳せ、チームの勝率に一喜一憂し、応援している選手が伸び悩んで舌打ちをする人たち、
みんな、ただ人生の追体験がしたいだけなのだと思った。

好きなアイドルが髪型を変えるたびに「似合ってない」「○○の頃が一番好き」というファン、好きなアーティストが新曲を出す度に「売れて変わった」「昔のほうが良かった」というファンと、何ら変わらないと思った。

散々、ほとんど悪質なストーカー行為(所々「なんでそんな都合よく接触できるんだよ?」とツッコミたくもなるけど)に手を染めたギルの願いが、
「俺のためにホームランを打ってくれ」なんて、少年のように純粋なのがファン心理を象徴していて切ない。


作中、ボブは「ファンは気にしない」「野球なんていつ辞めてもいい」というようなことを言う。

私にはとても好きなバンドがあるのだけれど、
私がファンでいること、に少し疲れてしまった時に、好きなバンドのメンバーもちょうど同じようなこと、「音楽なんていつ辞めてもいいかなと思えるようになった」というようなことを言っていて、それを読んですごく息が楽になったことを思い出した。
(また、成績を取り戻したボブと同じで、そういう時にリリースした音源は過去最高に素晴らしかったりした)

スポーツ選手も、俳優も、歌手も、職業としてそれを務めているだけであって、
苦しい思いをしてまで続ける必要のある仕事などないし、
辛い思いをしてまでファンでいる必要もない。

ギルは完全主義で、少年時代の栄光が忘れられず、素晴らしいナイフ職人だった父の矜恃を捨てきれず、「チームを勝利に導けるのはボブしかいない」というファン心理を完全に全うする生き方しかできなかったのだと思う。

ロバート・デ・ニーロがめっちゃくちゃよかった。
20年以上も前の映画だと思えないくらい、瑞々しかった。

自分の力ではコントロールできないものに、自分の人生を頼ってはいけないと、自戒もこめて深く感じた。
TooL

TooLの感想・評価

-
ちょっと狂気じみるの早い気がしたけど、地上波でカットされたのかな?

おれスポーツにハマってないから、スポーツのファンって少なからずみんなこんなじゃないかというイメージ。
狂信的。

一定の距離感で楽しみましょう。

しかし最後の試合のシーンの緊張感すげぇ!
ハラハラしまくった。
maromaro

maromaroの感想・評価

4.0
あるプロ野球選手の熱狂的なファンが主人公。
好きが故に歪んだ感情の暴走は止まらず、一度狂った歯車は元には戻らない。

サイコなロバート・デ・ニーロが最高。
現代社会でも起こり得る内容だが、対象が同性なのがポイントだろう。
MiYA

MiYAの感想・評価

3.3
サイコなデニーロには既視感がありますが(「ケープ・フィアー」「ハイド・アンド・シーク」とか)、さすがの演技力。そのあまりな異常行動にも妙な説得力があり。

ただ、私の持論では「ファン心理」ってのは異常者の心理なんですよ。自分ではコントロールできないもの(=競技の結果)に自分を委ねること自体が異常で、裏切られたときの恨みや憎悪がその対象に向けられることも当然といえば当然。だから、案外ありうる話かもなぁという感じです。

野球選手役のウェズリー・スナイプスには別の感慨あり。「メジャー・リーグ」のウィリー・ヘイズがスーパースターになったよ。
Mountain

Mountainの感想・評価

3.5
狂気のデ・ニーロ!!

熱狂的な野球ファンが、ある人気選手への応援を続けていくうちにエスカレートしていき、狂気に満ちた事態へと発展していく…!!

デ・ニーロはこういう狂気に満ちたキャラクターやらせるとハンパなく怖いですねぇ…。
何しでかすか分からない不気味さがヤバすぎますw

元々は好きだったはずなのに…、ファンだったはずなのに…、どうしてこんなことになっちゃうんでしょうね。
人間って怖いですねぇ……。

これ、トニー・スコット監督の作品だったんですね。完全に忘れてましたw
なかなかにネチッこい作品です。

不器用過ぎる主人公が、家族関係も仕事も上手くいかず、唯一の拠り所である野球選手の応援にのめり込んでいくワケですが…
後半だいぶ恩着せがましいんですよね…。
気持ち悪いww

お前がスランプから抜け出せたのは俺のおかげだぜ!ってね。
どこぞのアイドルファンにもこんな人達がいそうで怖いですww

野球はあまり詳しくないのですが、デ・ニーロの怪演を堪能できる一作として楽しめました。
vanilla

vanillaの感想・評価

3.8
いおんと見た
やっぱデニーロの狂気がスキ
トラヴィスにパプキンに、不安定な男を演じるデニーロが大好き
ファン心理もすごい的を得ててわかるわかるってなって楽しかった
いおん

いおんの感想・評価

3.7
お姉ちゃんとみた
ファン心理わかるし面白かった、選手側の気持ちも何となくわかるね
デニーロかっこいい!
ギル(ロバートデニーロ)が怖すぎる!

もはや野球ファンを超えて異常なまでのボビーに対する執着心!ストーカーどころではないです!観ている側をもどんどん引き込んでいくこの緊迫感。

さすが、デニーロ様。
これは傑作でございます。
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