あらすじ
かつて作家として将来を嘱望されながら、ある日突然、生まれ育ったNYの街や家族のもとを飛び出して、行方知れずとなったアンジェロ。その異母弟であるベニーは、18歳の誕生日を前に、兄の消息をたどって、アルゼンチンのブエノスアイレスへとやって来る。しかし久々の再会を果たした兄は、いまやテトロと名前を変え、過去を封印して別人として生きていた。やがてベニーは、兄がひそかに書きためていた原稿の束を発見し…。
モノクロで描く現在と、カラーで描く過去。
その対比が綺麗でした。
途中で何となくもしや…と思ったら、やっぱりそうだった。
ラストはある意味ハッピーエンドだと思う。