福福吉吉

殺したいほどアイ・ラブ・ユーの福福吉吉のレビュー・感想・評価

3.5
◆あらすじ◆
ピザ屋を営むジョーイとその妻・ロザリーは仲良く暮らしていたが、その裏ではジョーイは他の女性たちと浮気していた。偶然のジョーイの浮気の現場を目撃したロザリーは憤慨し、母のナジャと共にジョーイを殺害しようと企てる。

◆感想◆
ストーリーはとても分かりやすく、夫を亡き者にしようとするも全く成功しないロザリーたちの姿を描いたコメディになっています。

夫のジョーイ(ケヴィン・クライン)は普段から浮気性でどうしようもない男なのですが、イタリア人だからか次々と女を口説き落としていきます。顔はスーパーマリオなんですが、なぜモテるのか不思議です。

ロザリー(トレイシー・ウルマン)はとても純粋で浮気を知って夫を殺そうとするのですが、今ひとつ覚悟が無く、自分でやるのは忍びなく他人に任せていきます。しかし、母のナジャを始め、周囲の人間は頼りにならず、また、ジョーイの脅威的な身体の強さと運の良さで失敗ばかりになります。ここが非常に馬鹿馬鹿しくて楽しかった。

本作にはロザリーに行為があるピザ屋の店員ディーボをリヴァー・フェニックス、殺し屋もどきのジャンキーをキアヌ・リーヴスが演じており、お宝的な見どころになっていました。

なかなか面白かったと思います。実際の事件をモチーフにした作品なのですが、どこまでが事実なのか分からないコメディになっていて楽しいです。

鑑賞日:2023年10月18日
鑑賞方法:CS ザ・シネマ
(録画日:2022年8月9日)
福福吉吉

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