白ご飯

にもの 似物の白ご飯のレビュー・感想・評価

にもの 似物(1995年製作の映画)
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独り暮らしの男の唯一の拠り所は煮物にあり…

そんなわけで料理は嫌いではないし

するにはするけど

絶対にしないモノとして…

煮物という神がかり的なご馳走がある…

外食時に手を伸ばす輩など皆無と言い切ってしまっても問題はない唯一の案件っ!

そのくせ

美味しー煮物にありつけることなど

空想科学のよーな確率…

つまり日常生活に潜むSFということであり

我々の救世主を具現化すれば…

All you need is 煮物…

という事となる…

本日の夕食は

もう少しで値上げ確定状態のジンをベースに組み立てよーと思い

フラフラと散歩を装って煮物をガン見しながら商店街を闊歩し見つけた宝石…

その佇まい…

その味醂が織りなす輝きを信じて…

俺の煮物を購入し…

まるで
有名女優の裏ビデオを手に入れたかのよーなパリピステップにて家路を急ぎ跳ねながら帰宅し…

ジンのロックと共に我、勝利を確信し突き進んでみるも…

意外と照りに惑わされ幻惑され…

箸で入念に調べてみても内容物は…

人参2個…と残りゴボウのみ…

根菜…
根菜…
根菜…

こんな物を筑前煮として売るなよっ!

どんなホラーより恐ろしい思いだったが…













土臭いゴボウが美味しい…

また行こう…
あの店…