こけし

メリーさんの電話のこけしのネタバレレビュー・内容・結末

メリーさんの電話(2011年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

有名怪談、メリーさんの電話の話かと思いきや全く別物な件

女子高生が不審死する事件が多発している中、メリーさんの仕業なのではないかという声が主人公のまわりでだけ囁かれていた(笑)

そんな折、女子空手部の主人公たちは
電波の届かない、山奥に合宿に向かう
そこで怪奇現象に巻き込まれるー...みたいなはなし

メリーさんの電話の話かと思いきや、
誰にも知られていない、もう1つのメリーさんの話があるとかいうとんでも展開

昔、病気で髪が白かった女の子は
外国人みたいだと「メリーさん」と言っていじめられていた
女子高生たちはメリーさんをうっかり殺してしまう
自分を殺した人間に復讐するまで
メリーさんは人間の体を借りて蘇り、大虐殺をしてまわるのだった
みたいなかんじ

メリーさんの電話要素関係ないな?
とってつけたように、メリーさんから電話がかかってくるシーンあるけど
女子高生の怨念なのに
電話シーンだけ幼女なのなんなの

低予算映画なので仕方ないが
演出がチープすぎるし
出演者たちの棒読みがひどすぎる
つっこみどころはあげだしたらキリがないが

電波も通じない山奥に
引率の先生がひとりだけで
仕方がないとはいえ、その先生が生徒たちだけ残して合宿所からいなくなるのは、さすがにないわ 
大虐殺のあと、どうやって帰宅したの?とか
何も解決してないし投げやりすぎる
ずっと画面暗いからよくわからないし

メリーさんの話なのに、他の怪談要素入れてくるのもちょっと
1つに特化した方がいいと思うよ
それも「こっくりさん」じゃなくて「こってりさん」
名前そのまま使うのがNGだったとしても
もうちょっとどうにかならんかったのか
脂っこそうだな...なんの霊だよ

あと、みんな思ったこと
あなた、喋れたのね!(笑)
彼女の正体はーあかされてないけど
まあ、多分そうなのでしょう

ラストが一番びっくりポイント
虫が出てくるので苦手な方は注意

時間が短いのは良かったけど
普通におもしろくないので
B級ホラーお好きな方のみどうぞ★
こけし

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