ある1本のいたずら電話をきっかけに、それまでまで繋がることのなかった様々な人物の日常が錯綜し、やがて悲劇が巻き起こる、バタフライエフェクト群像劇。
4年くらい前に臼田あさ美がインスタでおすすめしていたのをメモっててやっと見た。
音楽が全然なく、写真や映像のみで構成されている。
セリフも少なく、静謐で重い。
モンタージュというには説明不足で、定点観測的映像がいくつも繋がり、見るのに体力が必要でした。
本作は映画というより、イメージの連続、映像美術という見方が適している気がする。
ハイライトは、ラストと
壁に貼られた1枚のモザイクアートが、風にそよいで構成する1枚1枚に分離するシーンです。
雰囲気のある画で味わい深かったです。
以上、楊徳昌監督作品初視聴レビューでした。
他のも見たい!