ネオンが滲む台北の夜、静と動、明と暗がくっきりと対比される構図。ATG映画を思わせる空気感に、王家衛作品のような都市的寂寥が重なる。シーンの切り替えや登場人物の配置に、意味と偶然が緻密に織り込まれて…
>>続きを読む1996年エドワード・ヤン監督作品。彼の作品の良さは事あるごとに伝え聞いていたので、期待していざ!鑑賞したのですが、めっちゃ良かったです!予想以上でした。台北の都会を舞台に、男女4人を中心とした群像…
>>続きを読むエドワードヤン4作目。退廃的な建物に鳴り止まない警報、流れる様に鳴る銃声。なんもかんもが、たまらなくいい、この静けさの中ゆっくり壊れてく感じが『CURE』の様にも見える。爽快な画は、見てる側もポカー…
>>続きを読む風はこんなようにカーテンを揺らすことができて了う
風に翻る写真、不在
窓から伸びる拳銃を持つ手
手から離れて動かなくなる拳銃
フィルムの内に淡淡と収められていく寂しさ
そうして全てを喪った男はその…
ラストシーンに脚本書いてるヤンの葛藤が見える
他者も世界もどうにもならないので滅ぼしますだとダメで、じゃあ死にますってのも急ぎすぎだと思う
部屋の撮り方がやっぱ特徴的な気がする
インテリアを見渡…
台湾や香港のすりガラスが好きだ
それらが通す淡い光と影
照らされる部屋の中の人々、もの
選ばれたレコード
夜の闇にくゆるタバコの煙
Smoke Gets In Your Eyes
わたしたちは…