Arata

ラグラッツ・ムービーのArataのレビュー・感想・評価

ラグラッツ・ムービー(1998年製作の映画)
4.5
最高に楽しいアニメーションと、マークマザーズボウ氏による素晴らしい楽曲が同時に楽しめる。

「すばらしき映画音楽の世界」を鑑賞したところ、沢山の映画音楽作曲家の方々が出てきたのだが、マークマザーズボウ氏も出ており、懐かしくなって鑑賞。

その昔、この映画のサントラ盤を購入し、それはそれは毎日のように聴いた。
当時は、CDウォークマンで持ち歩いたり、カーステレオに入れてドライブのBGMにしたり、もちろん家でも聴いた。
映画自体は、VHS(後にDVDも購入)で持っており、こちらも何度も何度も鑑賞している。

当時食玩もコンビニなんかで売ってたのだが、北海道の田舎では、地元の隣の駅前の個人商店でのみ販売しており、トミー、チャッキー、アンジェリカ、フィルとリル、スパイクをゲットした。
その後も、ある時期まで事ある毎にラグラッツのグッツを見つけては購入していた。
それらのほとんどは今でも自宅の自分の部屋に飾ってあるし、Tシャツなどは襟首などが傷んできた為部屋着として着ている。

さて内容だが、兄弟愛、友情、勇気、困難に立ち向かうなどなど、子どもの成長に大切な要素が盛り沢山。
それらが、まるでミュージカル映画の様に、楽曲と共に展開していく。

涙なしでは聴けないトミーの子守唄や、言葉遊びが巧みなアンジェリカが歌う赤ちゃんの歌、アンジェリカの大切にしている人形シンシアを歌うロックナンバー、猿と大合唱、そしてラグラッツの決定版とも言えるオープニングナンバー、素晴らしい楽曲は、やはり何度聴いても最高だった。

子ども番組の映画版と言う枠では収まらない名作。
Arata

Arata