むくすけ

レナードの朝のむくすけのレビュー・感想・評価

レナードの朝(1990年製作の映画)
3.7
ロビンウィリアムズ演じるセイヤー医師が、新薬の投薬で30年昏睡状態だったレナードと、同じ症状の患者達を目覚めさせ交流した記録の映画。

セイヤー医師と交流を深めるレナードを演じるデニーロが凄い。

長期間眠っていたことによる身体の変化や、自身を取り巻く環境の変化、変わった時代に対する患者達の反応がそれぞれ違っていて目覚めさせたことが正しかったのか考えさせられてしまう。

症状が再発し、徐々に身体の自由が効かなくなるレナードと、彼が恋した女性とダンスするシーンがとても切ない。

切なく消してハッピーエンドでは無いものの、今を生きることを今一度考えるきっかけになる映画った。
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