あるてーきゅう至上主義者

ロスト・イン・トランスレーションのあるてーきゅう至上主義者のレビュー・感想・評価

5.0
純愛…でもあるけれど、異国に来た心が寂しい者同士が、お互いの孤独を埋めるためにそっと寄り添い合う物語。誰しもが異国に来たら感じるであろう、普遍的な感情が映っていた。スカーレット・ヨハンソンの色気にやられた。ヨハンソンとマーレイが夜の東京の道路を走っていく場面が特にいい。

最後に、ふたりはどんな言葉を伝えあったんだろう…。色々と想像の余地を残す演出が素晴らしかった。