バーレスク・ラウンジ、それはセクシーなダンサーたちがゴージャスなショーを繰り広げる大人のためのエンタテインメントクラブ。しかし、かつて栄華を誇ったそのクラブも経営難に陥り、新たなスターの登場を待ち望んでいた。一方、歌手になることを夢見るアリは、片田舎を離れてロサンゼルスを目指す。
物語自体に真新しさは感じられないし、とんとん拍子で進みすぎな気もしなくはないけど、圧巻のショーにはそれを覆い隠すエンターテイメント性がある!!!!何度でも見たくなっちゃう。聴きたくなっちゃう。細かいことはもういいやマインド。
ミュージカル映画ではあるけれど、あくまで歌はクラブのショーだから、ミュージカル特有のなんで急に歌い出すん?という違和感(それはそれで好きだけど)がない。それが世界観や雰囲気の没入に一役を買っている気がする。
ショーの鮮やかな色合いと少しダークな雰囲気が魅力的。ダンス、歌も迫力があって見入ってしまう。
アリ役のクリスティーナ・アギレラの存在感がすごい。歌唱力もさることながら可愛さとセクシーさを兼ね備えている。アリというキャラクターにも好感が待てるし、応援したくなる。
ハマる人は絶対にハマる映画。