おばけつ

死びとの恋わずらいのおばけつのレビュー・感想・評価

死びとの恋わずらい(2000年製作の映画)
2.5
2021/9/12 410作目
深田みどり(後藤理沙)は毎夜奇妙な夢にうなされていた。薄気味悪いお堂の前にみどりは佇んでいる。辻占をしようとしているのだ。そして、そこに黒ずくめの人影がゆっくりと近づいて来る。

原作はもちろん伊藤潤二。伊藤潤二と言えば「うずまき」や「富江」が有名かと思うがこちらの作品も代表作。恋に悩み辻占に縋る高校生を中心に、「回路」を彷彿とさせるじんわりとした怖さと共にストーリーが進む。ラスト30分はカオスの様相を呈してきて伊藤潤二ワールド全開。委員長のしゅきしゅきガトリングが怖すぎるね。
20年前の映画にも関わらず、後藤理沙のメイクや髪型が今風なのに驚き、むしろ令和がこの頃の流行のリバイブが流行ってるのか?
あとこんなこと言うと謀反罪で殺されそうな気がするが、5ヶ月髪切ってない悠仁様みたいな雰囲気醸し出してるのにかっこいい松田龍平ずるいだろ。