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ダーク・シャドウのKomのレビュー・感想・評価

ダーク・シャドウ(2012年製作の映画)
3.8
18世紀にヴァンパイアにされて埋葬された男が、時をえて20世紀に目覚めて、その男の遠戚たちと怪しくも少し笑える展開を織り成す話。パッケージ表紙を見るからに不気味な話だと思ったが、その中にくすりと笑える要素があり、ティム・バートン監督独特の空気が感じられた。舞台が80年代というのもあり、まずセットや衣装が当時を忠実に再現してあって、スタッフの本気度が伝わってきます。音楽でさえも当時流行したカーペンターズやアリス・クーパーの曲が採用されていて、まるでヴァンパイアと一緒に80年代へ迷い込んだような錯覚に陥る。観客=ヴァンパイアの構図を感じながら観てほしいです。
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