とても面白かったです。
もっと早く見ておくべきだったなぁ。
後半、ヴェガに行ってからが面白いです。
最後の公聴会のシーンは涙が出そうになりました。
こういう作品を見ると、私たちが何のためにSF作品を作るのか、よくわかる気がします。
私たちは神を信じるのと同じように、宇宙に希望を持っているのだと思います。
何かが私たちを待っていてくれるのだという希望を。
私たちを癒し、心を安らがせてくれる何かが宇宙にはあるはずだという、願いが溢れている作品だと思いました。
エリーがなぜあれほど必死になって地球外の存在とコンタクトを取りたがったのか。
それは彼女が孤独だったからでしょうね。パーマーは彼女を愛していたが、それでは彼女の孤独は癒えなかった。
「インターステラー」と、テーマ的に近いものがあると思います。
広大な宇宙の話を展開して行く中で、結局は「何を信じるのか」という人間の心の中に結論が収束して行くところが。
あと、マシュー・マコノヒーかっこいいんだけど、話の本筋に絡みすぎて変なラブコメみたいにならず、良い脇役でした。
