鰻

アラバマ物語の鰻のレビュー・感想・評価

アラバマ物語(1962年製作の映画)
3.8
気持ち悪いくらいにバランスが考えられていると思った映画。1962年というのもあって、ストーリーを南部でも公開できるように配慮したのかもしれない。確かに、他の映画が西部劇やロマンスが中心の中で人種差別とその不正さを訴える内容だけでも、その時代に公開する意味があったのかもしれない。
ラストの部分はモヤモヤとしたが、町山智浩が解説していた「アメリカの純粋さ」という部分においては、うまく表現がされていたとも思えた。
ここからベトナム戦争を経て、アメリカンニューシネマの時代が始まる。
鰻