片腕マシンボーイ

ザ・コテージ the Cottageの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

ザ・コテージ the Cottage(2006年製作の映画)
2.9
仮面ライダー映画レビューの次は仮面殺人鬼映画のレビューだよ!ぺろぺろ

卒業旅行に南の孤島にやってきた大学生達が島の伝統的な儀式に使われるタコの顔みたいな仮面を被った謎の女に次々とぶっ殺されるよ!って話

そうな、日本で言うところのお盆のような先祖送りの儀式が本作の連続殺人には絡んでいましてね、実は先祖の霊を送り出すのではなく、怨念を持って死んだ人の霊、すなわち怨霊を祓うための儀式とも言われているのです
何も知らずにやってきた学生達をビビらせる謎のタコ仮面女、しかしここは孤島、自分達と管理人のおじさん以外には誰もいない…あのタコ仮面女、怨霊なんちゃうんか?なるわけでありまして
すると女に恨みを買った覚えのある者が数名…ってかひとり覗いてほぼ全員、ぐぅ…

ってことで、さぁさぁタコ仮面女の怨霊による殺戮の夜が幕を開けるのであります!ぺろぺろ

しかし、あれよなぁ、コテージがあって昼間は従業員が何人かいるんやが、夜はみな船で本土に帰ってしまって、管理人と客だけになる、って設定の島でしてね
そのくせ学生達が昼間に儀式に興じる現地人みたいな人を見た!って話していると、管理人さんが「それは地元の先祖送りの儀式ですよ、良い物みれましたね」…って
ん?その現地民みたいな人たち誰なん?ホテルの雇っているパフォーマーかなんかなんかな?やらせなんかな?ほんとに現地民いるなら仮面女の正体とか真っ先に疑うハズやしなぁ
それに学生達が島に来た時は送ってきた船の運転手のおじさんが「次は来週だから」とか言って孤島感出していたのに、従業員は毎晩帰るってどういう事なんや?
もうへっぽこ過ぎて途中でツッコむんも飽き飽きしたが、決して嫌いではないポンコツ作品やったわぁ

さぁ例によって例のごとく、これ系で集まる学生達はな、みんなである秘密を共有していましてね、唯一!本作の主人公である安田美沙子は過去の悲劇には加担していないのであります!けぇ…ひとりだけいい子ちゃんぶりっ子してやんのぉ!
そしてその過去の悲劇がうんだ怨念をタコ仮面殺人鬼というキャッチーなキャラが一身に背負って大暴れしましてね!ぺろぺろ、ついには主人公安田美沙子にまでおよぶのであります!
え?安田美沙子は無関係なんちゃうん?思った?そうは問屋がおろしまへんのんや、悲劇のヒロインの怨みは海よりも広いからね!わっしょい!わっしょい!

ちなみに、殺人鬼はけっこうバリエーション豊かに殺してきますし、中には片脚切り落とされるヤツもいたりするものの…、グロは抑え目甘口、HOUSEのカレールーならバーモントの辛口やジャワの甘口と同等のレベル3、いやそれより甘口なバーモント中辛くらいかもしらん
カレーと言えば、マシンボーイってば今日は仕事はヒマやろって予想していたんでスパイスを買って行って、スパイスカレーにチャレンジしてみたぞ!ぺろぺろ、なかなか上手に出来た思うぅ、もっといろんなスパイス買ってスパイスカレーどんどん作っていこうかなぁ、カレー大好きー!

まぁな、そんな感じの緩めスラッシャーやからな、マシンボーイ的には可愛らしいタコ仮面殺人鬼よりも、誰にでも優しくて甘々なバーモント安田美沙子の沸いた脳味噌が1番の恐怖やったんよ
彼氏の過去の悪行を聞いて「でもあなたは悪くないよ」なんつって…、お前の彼氏は1番悪い!ダントツ悪い!亀頭でモノ考えるクソ野郎やで!ぷんすか!