とし

20世紀少年<第2章> 最後の希望のとしのレビュー・感想・評価

4.0
1作目よりちょっと楽しく観られたかな。
3部作だと1作目はどうしても設定の説明に終始してしまいがちだから、今作から本格的にストーリーが動き出す感じ。

大人ケンヂはほとんど登場せず、姪のカンナが真相を暴くために奔走する。
オッチョが、というより豊川悦司さんが格好いい。
「ともだち」の正体も目的もわからないまま終わるから、最終章が楽しみになる。

友民党を支持し、「ともどち」にすがろうとする人々を見て、某新興宗教団体を連想してしまった。
もしかしてモデルになっているのかな?
本来はあり得ないはずのことでも、そこにすがりつく人にとっては、「教祖様がおっしゃることならきっと正しい」といったような発想になってしまうんだろうな。
「ともだち」のように世界中を巻き込んで、とまではいかなかったようだけど、日本には多大なる影響を与えていたみたいだからなあ。政界にも殴り込みをかけようとしたらしいし。まだ小さい頃の出来事で全然記憶にはないから、後に当時の映像を見た限りの印象でしかないけどね。

22-27
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