“疑いは時に確信と同じくらい人を結束させる”
共感 対立 受容 不寛容 正義 がテーマだと思った。
「あなたに哀れみの心はないのか」
「あなたへの哀れみはありません」
「あなたは罪を犯したことはないのか」
「あります」
「大罪を?」
「そうです。罪を告白してきました。」
「私もだ。私とあなたは同じではないのか」
「ちがいます」
絶対の正義は無いのだということを改めて思う。
「正義」の対義語はなんだろう
少なくとも「悪」ではないだろう。
「信仰」「疑い」「攻撃」...これらは「正義」と同義になりうる。
他者を口撃することで自分の正しさを示す...とても寂しい。寂しい行為だ。
それでも、それぞれに、それぞれの主張を譲らない理由がある。
マイノリティに共感する神父
行為を問題にする校長
二人の論点は絶妙にずれていて、哀しい。
ラストシーン
校長の孤独感とシスタージェームズの優しさ・共感がシンプルに表れていた。