♫ Mother I tried
please believe me.
I'm ashamed of the things
I've been put through,
I'm ashamed of...
the person I am.
‘unknown pleasures’シャツを
着てる若者を 最近やたら目にする
その名盤など愛聴した事はないかもしれないけど…
どっぷり浸かるコトを推奨なんてできやしないが
イアン・カーティスという人間と その詩とその死に
若い頃にでも どっかすれ違っているだけで
世界と自分の見え方は変わってくる気がする
生きる事は 痛みの中にだけ認識され
孤独の中でのみ目視できるのが 自分自身である
そんな生々しい悲鳴のような足音が この陰鬱なレコードから 聴こえやしないか?
イアンの死を 必然のように受け止めるメンバーの姿勢が
理解ある愛情でもあり 諦めにも似た絶望のようでもあって
やっぱり 喪失を引きずったまま ニュー・オーダーというカタチになってるんだな
荒んだマンチェスターの空
都市化の中で失われるコミュニティー
そこに取り残され 導火線が燻ったままの鬱憤は
なぜか青春の終わりと 同じ匂いがしたんだっけな
そして大人になっても いや大人になるほどに
“Blue Monday”の暗黒の旋律が 心にのしかかってくる
今にも泣きだしそうな この暗雲の下
今日もまた ふらふらと音楽に揺蕩うだけ