Yuyaさんの映画レビュー・感想・評価

Yuya

Yuya

映画(2523)
ドラマ(0)

羊の木(2018年製作の映画)

3.2

ま ちょっと現実離れした設定だけど
心象を面白く炙り出すには 効果的だったかな
見ちゃいけないけど見てしまう 神様だか邪悪だかわかんない御神体と
殺人犯としてみてはいけないのか 償った人と安堵してはい
>>続きを読む

私が、生きる肌(2011年製作の映画)

3.9

動機や心境にゃ全く共感を覚えないけど
なんか すっごく徹底した復讐というか 勢い余って“美意識”にさえ思えてくる なかなかの狂気…

心や性の内面性を 皮膚で覆い隠してしまうという行為を “主導”と“
>>続きを読む

ロンドン、人生はじめます(2017年製作の映画)

2.9

何と言っても ダイアン・キートンと ちょっと喧騒を離れた辺りの緑が 最っ高に爽やか

自分が一番自分らしくいられる生き方
それが どこまでも自然体であるなら
それ以上の “幸福”って 思いつかないなぁ
>>続きを読む

野のなななのか(2014年製作の映画)

4.0

蝉時雨と陽光の中 同様にして毎年訪れる終戦の日
歴史やら反省やら検証や受け止め方は様々だけど
ここはひとつ 大林流の 命の“樹高千丈落葉帰根“ともいうべき 壮大な転生の輪をなぞってみたいと思う

ある
>>続きを読む

マンハント(2018年製作の映画)

2.8

アクションと場面転換が てんこ盛り
こってこてのジョン・ウー出汁が効きまってた
彼の過去作諸々あって 初めて成立する論法なもんで ココを入り口にすると ぽっかーんとなる気が…
要は これにある種の贅沢
>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.3

なかなか現実離れした設定も 展開の隙のなさで まんまと引き込まれてしまう かなり高カロリーな韓国映画

可能な限り逆説的に綴られる時系列と 新しい記憶から消えてゆく認知症との 同時進行が すんごい焦ら
>>続きを読む

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.3

たぶん この嫌ぁな現実感は えげつねー展開の配置によるもんなんだろうなぁ
故人をよく知らんでも 無理矢理泣かす感じの 葬式で流れるビデオのようなね

自分の経験じゃ ダメージ回避の為か
良き場面など
>>続きを読む

絵文字の国のジーン(2017年製作の映画)

2.1

ハナシの面白さは置いといて…
なんかスゴい為になる発想だったなぁ

この絵文字の主人公みたいに スマホん中をウロチョロ歩き回って 各アプリの存在定義なんかを覗き見れたらいいのに…さすれば もう少し使い
>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.2

いや ムリ… 語りたくない…
理解できてる風にしときたくないっつーか もうゲテモノ扱いしときたいわ〜
…なのに いや ちょっと面白かったんだよね ぶっちゃけ

根底にある美意識と 理路整然とした狂気の
>>続きを読む

軽蔑(1963年製作の映画)

2.9

何度思い返しても キッツい作品
フリッツ・ラングの言葉や 旦那の台詞回しが いかにも映画産業や 愛そのものの不毛さを高尚に論じてる一方で “軽蔑”というこの上ない抽象的且つシンプルなワードで 自己完結
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

流行りに乗りに乗ってしまい……
大爆笑 そして大満足かな

登場人物全員 もとい制作サイド全員の “映画愛”に溢れた姿勢が素晴らしかったし
映画を生み出す苦労 映画が導く情熱
何より映画の持つ楽しさを
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.7

ホント この監督の作品は悪質だ
毎度毎度 どんだけ胸くそ悪い思いをさせられ しかも時間いっぱいに引き込まれっぱなしなんて まったくもって悪趣味な作品群としか言えない

設定はもはや恒例となりつつある
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

3.4

“夢”って言葉の使用条件は “タフネス”だよなぁ
就活生とかには為になりそうな作品
グジグジ迷ったり ウダウダ嘆く前に 手で足で頭で全身で ひたすら行動あるのみ!
ってな気迫が希望を生んでる 良き例だ
>>続きを読む

映画ドラえもん のび太の宝島(2018年製作の映画)

3.3

のび太とパパ ストーリーに出てくる父と子
クイズの答えと 宝物の正体
人生の困難を乗り越える為のヒントが 丁寧に そして感動的に綴られている
ドラえもんならではの 楽しさが満載の一本

まぁ そうだね
>>続きを読む

勝手にしやがれ(1959年製作の映画)

3.4

いや ホント 勝手にしちゃってるし
このカップルの生き様なんて 勝手にやってろって思うんだけど
結局は ソコなんだよね

価値観も倫理も経費も利益もクソ喰らえと言わんばかりに 誰の生き方だって自分の人
>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.0

すっげぇシンプルに攻めてきたなぁ
まぁ まんまガンズ使ってたりで 予想の範疇だったけど それでいてこんだけハイテンションなら まぁ楽しめた方かと…

ザ・ロック様のキメ顔で もう掴みはバッチリだし 自
>>続きを読む

ジュピターズ・ムーン(2017年製作の映画)

2.8

空を飛ぶって ロマンだし 自由の象徴だと
自分なんかは思ってしまうんだな
♫空を自由に飛びたいな♫
なんて 呑気に歌える国に育ったしね

でもまぁ 国や歴史や宗教や情勢が異なると
こうも描く印象も変わ
>>続きを読む

ゴースト・ストーリーズ 英国幽霊奇談(2017年製作の映画)

3.6

なんとも英国らしい 謎解きと風刺を用いて 知的っぽく演出されたホラー
つーか 昨今のハリウッド発のアトラクション的な作品を模してるようで ラストに全否定してくる感じ…割と好きかな

いわゆるオムニバス
>>続きを読む

ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男(2016年製作の映画)

3.0

自由を求めたり 口にするのは容易くとも
真の意味で 自由を築いたり貫く事の 難しさと重さを痛感させられた

映画の中での 隔たれた長い年月を考えても 今のアメリカを見回してみても 自由というのはいつだ
>>続きを読む

パシフィック・ウォー(2016年製作の映画)

2.7

比重と配分が どうも腑に落ちない…

いや 最後の最後 正味2分 ほんの数回の会話のやり取りだけ あまりにも素晴らしく 涙が込み上げてしまっただけに トータルのバランスに首を傾げたくなる

だって ほ
>>続きを読む

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

2.6

ギンズバーグやバロウズの 浮浪な偏屈さだけは うまく描かれていたようだけど 架空の人物としてのそれなら まだ魅力も感じられたものの 作家としての彼らのカリスマ性を考えると いかんせんキャラ設定が弱い気>>続きを読む

起終点駅 ターミナル(2015年製作の映画)

2.6

ちょっと 爽やかな泥沼というか…
この監督らしく シンプルな”過去からの再生“を 非常にややこしい紆余曲折で描いてる作品だったと思う

佐藤浩市の悔恨や惑いは凄く繊細な作りになってるのに対して 本田翼
>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.3

映像が美しくて 何より暖かい
煌びやかな死者の国 ぼんやり灯る花の片
そして 時間と思い出の詰まったシワの一本一本
ストーリーや台詞以上に それらが多くを伝えてくれてる気がした

お盆 迎え火送り火
>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.3

キノコ…指で穴掘る…
ストレートでない分 余計に下世話にも聞こえるワードの数々…
なるほどなぁ
解釈というか 視点を男女入れ替えるだけで 浮かび上がってくる本質は だいぶ異なってくるもんだね

『白
>>続きを読む

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.3

おいおいおい…
どうしたウディ だいぶ病んじゃってないか…?
いや もともとロマンと毒気の混合に関しては いまや専門家とでも呼ぶべき監督だけどさ
ケイト・ウィンスレットというキャンパスを どこまでも汚
>>続きを読む

ゴールド/金塊の行方(2016年製作の映画)

3.1

金に夢を見るコトと カネにまみれ溺れるコト
そのぼやけた境目にハマって 全てを見失っいつつも 最後に手の内に残った希望が放つ爽快感
紆余曲折 翻弄に翻弄を経る事で 観る側のブレの臨場感が きちんとリン
>>続きを読む

プロムナイト(1980年製作の映画)

2.4

この陳腐さが エイティーズの幕を開けたような…
ホラーにしても ロマンスやディスコ映画にしても こうゆうトコからの派生…
じゃないか…要は突き詰めた熱量が傑作を生んでるのに この作品じゃ全てが中途半端
>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.5

ひとまず期待薄で せめてもの臨場感のみを求めて劇場に行ったつもりだけど…
とりあえず“観た甲斐”はあった
なんつーか 過去にケジメつけて新章に臨む姿勢を ここまで露骨にしてくる潔白さが見事だったかな
>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

この胸クソの悪さを直視して且つ なぜ起こり得たかを検証する事で やっとほんのちょっぴりマシな世界になるような
アメリカが抱える難問を どんと見据えて微動だにしない力強さを持った映画

白人警官のあの
>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.9

スターウォーズ絡みは 往々にしてテンションだけで満点にしちゃってきたけど コレは冷静に冷静を期しての高得点だった

制作の紆余曲折でもって 色んな見方ができそうだけど 個人的には“怪我の功名”とでも思
>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.1

ジェニファー・ローレンス身体張りまくり…
男性陣には嬉しい限りの反面 自分はスパイにゃすぐ殺されると痛感 殺すだけの価値もありゃせんけどさ
米ソの対立姿勢をキッチリ区分けしてんのが 昨今珍しいっちゃ珍
>>続きを読む

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.4

たぶん 自分の知能指数のキャパによるんだろうけど
やっぱ団体戦より個人戦…

非常にわかりやすく 見応えもあった
アフリカ系黒人のイデオロギーを シニカルにしかもカッコ良く描き出すのに 非常に長けてる
>>続きを読む

阿弥陀堂だより(2002年製作の映画)

2.9

ニッポンの原風景 そして日本人の根底にある心象
失われたり 忘れがちになってしまう “空白の欠片”を優しくまろやかに けれど隙間なく埋めてくれる そんな心と命が洗われる 癒し効果抜群な作品

人間の社
>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

2.9

いや ビョーキでしょ…?
極めて 深刻な症状だと思うんですが…
”恋の病の処方箋“とか流行りのポップソングに出てきそうな そんな生易しいもんじゃなくてさ
精密検査や隔離処置が必要なレベルじゃん

最初
>>続きを読む

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.0

一周回って 元の場所に落ち着いたというか
初期の衝撃に感銘を受けた製作陣が 敬意と慎重さを持ち寄った あくまでファン目線を意識した仕上がりになってるから 話はエグいんだけどなんか優しいカタチだったな
>>続きを読む

アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

2.8

繊細で爽やかだなぁ
とりたてて 語り起こす必要のない いわば成長の代償を さも美しき物語として描き出す キングの隠れた名作
アンソニー・ホプキンスと亡きアントン・イェルチンの 時の流れを超えた友情と心
>>続きを読む

>|