ラスト・ターゲットのキルエムオールのレビュー・感想・評価

徹底的にミニマルで、圧倒的な緊迫感。写真家ならではのハッとする画作り。昨今巷に溢れている、激しく画面を揺さぶることなどしない的確なカメラワーク。無駄を一切省いたセリフ。全編美意識に貫かれ、それが見事に結実している。
自分は銃の知識もなければ、思い入れも皆無だが、それでも一連の冷たく黒い銃の製作、組み立てにはウットリしてしまった、、後悔や未練、希望を残して蝶は飛んで行った。