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聖処女のkinakoのレビュー・感想・評価

聖処女(1943年製作の映画)
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ルルドの泉の奇蹟をおこした少女ベルナデットの生涯を描いた作品。落ちこぼれだが芯が強くひたむきなベルナデットを、ジェニファー・ジョーンズが上手く演じている。彼女を信じる民衆もいれば、科学や医学を信じる故に懐疑的な人間、そして最初は否定的だったが金になると知り目玉にしようとする役人など、様々な人間が出てくる。「信じる者に説明不要だが、信じない者には説明しても無駄」という台詞通りである。ベルナデットが周りの人間に振り回されて可哀想。
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