聖処女の作品情報・感想・評価

聖処女1943年製作の映画)

THE SONG OF BERNADETTE

製作国:

上映時間:156分

ジャンル:

3.5

「聖処女」に投稿された感想・評価

なぜ教会に毎回石の中にマリア様を入れているのかがわかった。ベルナデットの美しさや尊さを感じながら泉にいきたくなる反面、悲しくなった。この泉、みなはどう思うだろうか。わたしは不平等だと感じた。今日、何人もの人が助けられているルルドの泉の存在は、誰が聞いても神秘的なものだと理解できる。

そこに実際に行ける人と行けない人が出ることが平等ではないのだ。皇太子が助かるシーンにもあるように、結局高貴な方は優先され、救いを求める人は亡くなっていく。ルルドに行けるかどうか家柄や職によって決まってしまう。それが悲しい。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.0
▪️Title :「聖処女」
Original Title :「The Song of Bernadette」
▪️Release Date:1949/05/14
▪️Production Country:アメリカ
🏆Main Awards :
1943年アカデミー賞主演女優賞(ジェニファー・ジョーンズ)他5部門
1943年ゴールデングローブ賞 作品賞
▪️Appreciation Record :2019-263 再鑑賞
▪️My Review
心が洗われるような作品ですね。私はクリスチャンでも何でもないですが、素直にストーリーがすっと入ってきました。
物語は、ナポレオン3世の第二帝政期フランス。貧しい農夫の娘ベルナデットは、ある日村はずれの洞窟で聖母マリアに出会います。それから祈りを捧げるために熱心に洞窟に通うベルナデット。しかし村人や家族さえもその話を信じようとはせずに、人を惑わせた罪です役人に捕らえられてしまいます。そんな折、ベルナデットの祈りの場所に泉が湧き上がり、その水が人々の病気を癒す、もいう奇跡が起きます。。。
現在も多くの巡礼者が訪れる「ルルドの泉」。伝説の少女ベルナデットの短い生涯を「慕情」の名匠ヘンリー・キングが壮大な映像叙事詩に仕上げています。
そして驚いたことに、1943年度アカデミー主演女優賞では、「カサブランカ」のイングリッド・バーグマンを退け、無名の清らかで美しいジェニファー・ジョーンズが主演女優賞に輝いた他、5部門を受賞しました!!
心洗われる名作ですね!!
▪️Overview
ニューヨークで自殺した亡命チェッコスロヴァキア詩人フランツ・ウェルフェルの小説の映画化で、1943年作品、脚本は「三十四丁目の奇跡(1947)」のジョージ・シートンが書き、監督には「追憶(1941)」「シカゴ」のヘンリー・キングが当たった。主演は「ラブ・レター(1945)」のジェニファー・ジョーンズが、当時無名より扱てきされ、チャールズ・ビツクフォード、ヴィンセント・プライス、リー・J・コッブ、グラディス・クーパー、アン・リヴェア、ローマン・ボーネン、メアリー・アンダースン等が共演した。音楽はアルフレッド・ニューマン作曲である。なおジェニファー・ジョーンズが女優演技、アーサー・ミラーが撮影、アルフレッド・ニューマンが作曲で、それぞれ1943年度アカデミー賞を与えられた。
犬

犬の感想・評価

3.5
洞窟

1858年、南フランス
貧しい農家に生まれ、やがて聖女と呼ばれるようになったベルナデット・スービルーの伝記映画

主演のジェニファー・ジョーンズがアカデミー賞主演女優賞を受賞
ホントに聖女みたいでした

こんな人、こんな出来事があったとは、、

宗教モノ
正直、なかなか馴染みがない

いろいろ奇跡が起こります
ただ、そんな奇跡は信じられない人もいる
私もですが

聖人になるとスゴいですね〜

誰がなんと言おうと、彼女には見えちゃうんです!彼女のことが

神を信じる者のための作品です
カトリックでは『キリストの奇跡』の次に有名な奇跡じゃないかね?
まぁ全編英語は気にしないでおこう...



フランスの田舎町に住む貧しい少女、ベルナデッタ
彼女の元へ聖母マリアが姿を現し、地面に泉を掘るよう命じた
その泉は『杖をついてやってきた者が、杖を捨てて帰る』と呼ばれることとなる、不思議な水の湧くルルドの泉である...

検事「あの子が街に混乱をもたらすんや」

医者「あの子は頭がおかしいんやで」

シスター「あんた目立ちたいだけやろ」

司祭「ベルナデッタ、あなたは聖母マリアをその目で見たのです。修道院へ行き、神に仕えるシスターになるのです。俗世の家族も彼氏も忘れなさい。」

ベルナデッタ「ヒエ~ッwww確かに聖母マリア様は『あんたは現世では幸せになれへん』言うてはったわwwwwぐう鬼畜wwww」



娯楽映画ではない
ミッション系の学校に通っていたりするならまだしも、何も知らない人にとっては苦行な映画鑑賞だと思う

プロテスタントだと、どういう扱いになっているのかな?



『聖女』とか『ベルナデッタの歌(原題直訳)』ではダメなんですか?
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.5
2010/1/24鑑賞(鑑賞メーターより転載)
昨年末に亡くなった名女優ジェニファー・ジョーンズを偲ぶ意味で、彼女の出世作を鑑賞。話としてはフランス南部にあるキリスト教の聖地「ルルド」にて、少女ベルナデッタが聖母に会い聖なる泉を発見しルルドが聖地となるまでの過程を追った伝記的物語。後世も変わらぬ芯の強い演技と風貌は、理解されずとも敬虔に自らの体験を信じるベルナデッタに見事にマッチしており、これでいきなりオスカーを獲得したのも納得。クリスチャンでも何でもない至って普通の仏教徒だが、彼女が体験した"奇蹟"とは何か、一度現地に見に行ってみたくなった。
小川

小川の感想・評価

4.1
清すぎる映画。心が洗われる。模造紙にまとめて文化祭で発表した。
最も有名な巡礼地の一つであるルルド。
その発端となった実在の聖女 ベルナデット(タ)・スビルーの物語。

ジェニファー・ジョーンズの本当に聖母を目の当たりにしているような表情が凄過ぎる。本作で本格デビューしたのにも拘らず、いきなりアカデミー主演女優賞取ったのも納得の演技。とにかくむちゃくちゃ美しい。
勿論、ヘンリー・キングの演出も終始完璧だし、ベルナデットに嫉妬するシスターを演じたグラディス・クーパーも最高。
無神論者でもこれ見たら「ルルドはガチ」ってなっちゃう名作。
地味だけど非常によい作品です

主演女優賞とってたと思うけど 納得の迫真の演技
ふるた

ふるたの感想・評価

3.5
聖人ベルナデットの生涯を描いた物語

娯楽的でも芸術的でもなく良心的な映画

信仰心≠奇跡
純真性=奇跡

かな
アノ

アノの感想・評価

5.0
どえらい傑作だ!
床から天井まで丸ごと映す仰観カメラと美術による空間演出、
そしてそれに負けない人物の表情とクローズアップ、
ヘンリー・キングの長所が最大限に発揮されている。
泉が湧き出るシーンの落とし方と上げ方のメリハリったらもう!

全ての人物をすくい上げるシナリオ運びも大変なもの。
特にグラディス・クーパー周りが素晴らしい。
修道院に行ってからは蛇足かと思ったが最も涙腺を叩かれたのはここだった。

唯一、マリアの姿を映してしまったのはいただけない。
合成のチープさもそうだが、何よりベルナドットにしか見えないものを我々観客に見せてはいけないだろう。
せめて顔を映さないくらいの配慮は欲しかった。
しかしそれを考慮しても大傑作であることに変わりは無い。