さとみつ

おかしな奴のさとみつのレビュー・感想・評価

おかしな奴(1963年製作の映画)
3.6
上尾市での優秀映画鑑賞推進事業で鑑賞。
落語家 三遊亭歌笑の生涯を描く。ド近眼で徴兵検査に丙種もなり、落語家を目指す。珍妙なる顔を「珍顔」として笑いにつなげる。
この辺りは、現代的な感覚では「笑ってはならないこと」なんじゃないかと違和感も湧くが、こういう時代だったんだなと変化を感じる。
戦後は、七五調に生活の苦労などを乗せて、ラジオで人気を博す。支えてくれる人々がいて、売れっ子歌笑が作られた事がわかる。ラストは悲しい。
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