ヒッチコックの作品はどれも美のこだわりを強烈に感じる。
イングリット・バーグマンと若きグレゴリー・ペックの絶対的な美男美女。
モノクロを最大限に利用?した繊細な白と黒のコントラスト。
そこに幻想的なインパクトあるダリの演出。
今見るとチープな撮影に見える部分もあるかもしれないが、映画はこうやって頑張って作られてきたということを感じる。
リアルである以上に想像力を試され、最後の最後まで見る側を翻弄する。
ヒッチコックってそれぞれの作品で何かしら映画のアイデア?みたいなものを残してくれているような気がする。