白い恐怖の作品情報・感想・評価

「白い恐怖」に投稿された感想・評価

andy

andyの感想・評価

3.4
美男美女カップルのお話なので目の保養になりました。グレゴリー・ペックが特にハンサムすぎます。イングリッド・バーグマンも、恋愛に興味なかった理系女子を上手く演じていました。夢診断をするシーンがあるのですが、夢の描写がリアルで良かったです。
mamiko

mamikoの感想・評価

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フツーにおもしろかった!
メモ!
診察→前所長の登場までの各ショット+女性医師の表情で
・バーグマンのアクの強さ
・前所長の人望の厚さ
・その後釜に若くして就くグレゴリーペッグのすごさ

が分かる。短いアクションで分かる情報量が多い。話のつなぎ方が編集、だと仮に理解すると、確かに編集がうまい、というのは分かった気がする(脚本の構造、と勘違いしている可能性…?)

【扉の使い方】
扉→バーグマンの顔→扉
→扉の奥にいるペックへの興味の暗示
扉を使った感情表現≠象徴

最後の扉バーン
→心の解放の象徴としての扉?
Kako

Kakoの感想・評価

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グレゴリーペックがかっこよすぎてしんどい

オーバーラップをほとんど使わなかった小津も(たしか)ヒッチコックのそれは絶賛していた、気がする。
夢の中のシーンめちゃくちゃダリっぽいし、目のカーテンを切るところはアンダルシアの犬思い出した。
やま

やまの感想・評価

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久々のヒッチコック。
以前ヒッチコックとトリュフォーの映画を観てから彼の映画が観たくてたまらなかった。

しかしこのヒッチコック映画は他のヒッチコック映画と比べると少々異作のように思える。クレジットから分かるようにサルバドールダリが関わっており、変わった演出がいつもより目立っているように思えた。

主人公が精神分析家ってのもそうだし、初めて女性の心が開かれるシーンなんかをみても分かるように、まさに精神分析という感じ。後半にかけては特に。

やっぱり久々に観てもヒッチコックの映画は楽しい。手紙のシーンなんかも緊張感溢れるし。

何より今作を観た後少し寝たら、とんでもなく映画ぽい夢を見れた。ヒッチコックのおかげなんだろうな。

knew...
堊

堊の感想・評価

4.3
「若いときはよく思っていた。他人に邪魔されるよりは一人でいたほうがいいと」

「でも今は正反対に思う。老いると全てが正反対になる。世の中で一番厄介になるのは老人だよ。自分の死後の心配をするようになる。だからぼくらは戦争をする。老人にとって他に刺激はない。では祝杯をあげようか。今を生きるわたしと若かったわたしに」


・意味不明だったものが意味を帯びてくる。
・ついに観客を撃ち殺すヒッチコック。
・扉のイメージに涙が溢れそうになる。
邦題では『白い恐怖』ではあるが原題は『Spellbound』。つまり「魅了された」という意味になる。これを聞くとロマンス要素が強めの映画と思うかもしれない。確かにイングリッド・バーグマンとグレゴリー・ペックの無駄に甘ったるい会話はそれを思わせる。しかしそこはあくまでヒッチコックの映画。フロイトの精神分析をテーマとしたストーリーの中で、真実が見えない不安の中に観客を放り込むのだ。

イングリッド・バーグマン演じる精神科医がグレゴリー・ペック演じる記憶喪失の男とと恋に落ち、彼の記憶を辿っていくというストーリー。グレゴリー・ペックは男前の中の男前という顔なのだが、同時に何をしでかすか分からない危険性をも感じさせる。彼がただの甘い言葉で女性を魅了する男なのか、記憶喪失になって謎の発作に悩まされる悲劇の男なのか、それとも本当に殺人鬼なのか。はっきりとしないことが余計に観客を不安にさせるのだ。

イングリッド・バーグマンは彼を助けようとする精神科医であるが、完全に彼女の方が彼に依存していく。それによりさらに先の展開が読めなくなり、サスペンスに拍車をかけていくのだ。彼女に投げかけられるセリフは女性差別的なものが多いが、それに対するイングリッド・バーグマンの毅然とした態度は非常に良かった。最後のシーンなどは彼女だからこそ映えるシーンだろう。

プロデューサーのセルズニックは映画にかなり口出しするタイプだったらしく、ヒッチコックは彼の関わった作品は気に入ってないらしい。『白い恐怖』もその一つ。しかし、1人称視点のシーンなどは非常にヒッチコックらしい素晴らしいシーンでああると僕は思う。『レベッカ』もそうだが、プロデューサーが口出ししているからこそヒッチコックのこだわっているシーンがより強調されているような気がする。

やや途中で精神分析について無駄に解説しすぎな感は否めないが、最後もサスペンス映画として綺麗な形で終わらせている。ヒッチコックの作品の中でも、彼の癖の強さとまとまりの良いサスペンスの両方を楽しめる作品だ。
イングリッドバーグマンとグレゴリーペックて…

カサブランカの休日か!!

とにかくイングリッドバーグマンの魅力が爆発してる。そして手の早いグレゴリーペック。絵になるなぁ。一目で好意を寄せ合う二人には時間など関係ない。なにこのベタな恋愛映画は、なにこの歯の浮くような台詞の応酬は、くすぐったくってしょうがない。彼女の心の扉が開きまくっていく。はいはい、好きなんでしょお互い。もうハッピーエンドでいいんじゃないの?そう思いながら観てた。途中までは。

忘れてました。これはヒッチコック大先生の作品だということを。白い恐怖が、白い恐怖が…どんどん面白くなっていくあたり、さすがです。そして一番笑ったのはローマのくだり。この人、新聞記者なんじゃないの?
あと、カメオは正解。Σb( `・ω・´)グッ

会話にエスプリが効いているから、いちいち楽しいんだけど、日本語字幕の誤字脱字がひどい。カタコトもあった。結構いっぱいあったけど、大丈夫かこれ?

捲し立てるような怒濤の終盤とラストは最高でした。

ヒッチコック大先生、これちょっと恋愛に偏りすぎなんじゃないかな。
でも、嫌いじゃない。
mizuki

mizukiの感想・評価

4.5
最高!こんな古いのにほんとに面白い!殺人に関する記憶を探るというのが主な目的なんですが、ストーリーは超ベタ!(といってもこの作品はフロンティアに近いでしょうけど笑笑)だけどそのベタさが面白いです!

フロイトさんの全盛期くらいでしょうか?夢分析が使われてるのは面白いですし、そのシーンがなんとダリのデザイン笑笑 視覚的にほんとに楽しませてくれます!

イングリッドバーグマンはほんとに好きな女優です!最高でした!

グレゴリーペックがカミソリを持ってくるシーンはヒッチコック監督らしいミスリードですね!


王道ミステリーを素晴らしい演出でつくっていて面白かったです!
TICTACz

TICTACzの感想・評価

4.0
相変わらずのカメオヒッチと駅改札のおっちゃんの反応が可笑しい。シュールレアリズムな夢のシーンで知られるダリとのコラボ作品。ストーリー的にも純粋に一番面白かったかも。
Moeka

Moekaの感想・評価

3.7
現代はうっとりする、恍惚とする、の意。ラブストーリー的要素が多く少し物足りない印象を中盤まで受けていたものの最後の最後で手に汗握る展開が待ち受けていて面白かった。彼がなぜ白地の線を怖がるか、なかなか事件の全貌が全く見えてこないので不気味な雰囲気の中ひやひやさせられる。ダリが手がけたシュールレアリズム全開の彼の夢の景色は美しく必見。イングリッドバーグマンのずば抜けた美貌と演技力が、知的な女医が恋に落ち周りから盲目になっていると言われつつもなんとか事件を解決しようとする姿に説得力を増していた。
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