原爆投下から8年後に制作された作品。
戦後復興により
徐々に活気が戻ってきた広島。
原爆により白血病が蔓延し始める中、
それに苦しむ人を揶揄する風潮も出始めていたことに驚いた。
"原爆に甘えている"
"多くの人たちは醜いケロイドを隠して、
自分が何か悪いことでもしたように
こそこそと日陰で生活をしていたり…"
被爆した人とそうでない人。
あってはならない温度差に
胸が締め付けられた。
被爆者を含む
8万人の広島市民によって再現された、
原爆投下直後のシーンは、
あまりにも壮絶すぎて言葉にならない。
ユージェントルマン
パパママピカドンデ
ハングリーハングリー
終戦後。
意味もわからず、
生きるために言葉を暗記する子供たちの、
逞しさ。