戦後すぐ、原爆の被害がリアルタイムに続いている広島で、映画として被害を伝えようとしてくれた人たちがいたというのが何よりも重く胸に響く。
エキストラとして8万8000人の広島市民が参加したそうで、他の…
だいぶ前に観たものレビュー。
今年の終戦記念日に。
戦後80年ということで関川秀雄監督の『ひろしま』を観た。
原爆投下8年後に製作され8万以上の広島市民(その中に数多くの被爆者)らがエキストラと…
youtubeにて古典邦画集PDが公開している。
今原爆死没者慰霊碑の「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」を映したら、続く言葉は「過ちっていうのは誰のどんな過ちなのかね」というもので…
未だ「反米的だ」と批判されるような時代にしては非常にリアルに原爆を描いた作品。
わずか8年、まだその記憶も新しい人々と、まだ傷も新しい場所で、どんな思いでこの映画が制作されたのかを思うと、名状しがた…
作られたことの意義を考えると相当な覚悟と願いを感じざるを得ない。
海外が英雄譚として戦争を描く中、日本が描き出したのはある街とその中で生きる人々のリアル。
投下後も残る傷跡やケロイド、骨や瓦礫などの…
「人類の歴史上、最初にしてかつ最大なる栄光この頭上に輝く。1945年8月6日(The first and greatest glory in human history shines on this…
>>続きを読む※戦争映画のため星での評価を控えます
重い、辛い、目を逸らせない。けどもう観たくない。
「世界に平和を訴えかける前に日本人に知って欲しい、日本人に知って欲しい以前に広島県民に知って欲しいし、このクラ…
1953年の作品。
つまり、戦後たった8年での作品。
あの状況下の中でこれを撮ろうと思ったこともすごいし、ちょっと古くてどこまでがセットかわからないけど整いつつある日本にも驚いた。
私が観たの…
独立プロ名画保存会