こじあき

BROTHERのこじあきのレビュー・感想・評価

BROTHER(2000年製作の映画)
3.8
北野武が好きだ。
ビートたけしが好きだ。
北野映画が好きだ。
たけしが立ってる。
それだけでカッコいい。

成り上がって抗争に巻き込まれて〜なんちゃら〜
ってありがちな感じだけど北野映画独特の空気感が新鮮味を与えてくれる。
序盤のドンパチは(テーブルの下に隠した銃のとこ)僕は笑っちゃいました。
やり過ぎなとこ、たけし無双な感じが。
あと変な間が好き。うまく説明できないけど。
他には真面目なんだか笑わせにきてるんだかよくわからないとこ。そこが僕はツボ。
バスケのシーンでのボールが全然寺島進にまわってこないとことか、まったく必要なさげだしやたら長いし。まぁ、笑ったけど。
まだまだ好きなとこはあって、義理と人情。
ヤクザ映画ってのもあるけどそこがカッコいい。カッコ悪いんだけどカッコいい。不器用な男が起こす後先考えない行動にしびれる。
あと演出なんかだと敵討ちにいくとこで、まったく銃撃戦を写さないんですよ。
普通見せ場なのに死んだ奴にカメラを向けて発砲音と光だけで激しい銃撃戦を魅せるんです。
で、ラストの銃撃戦もやっぱり見せない。
これがカッコいい。
#スカーフェイス 見たいにラストぶちかますのもカッコいいんだけど
暴力のなかにも優しさ、悲しさがある北野映画にはこの演出があっている気がします。
どうだ?俺かっこいいだろ?と見せつけない男が惚れる男らしさが。

久石譲の曲も素晴らしいです。

酷評もよく見かけるけど僕は好きです。
確かに海外市場を意識してか腹切、指詰めなんかを無理矢理詰め込んでる感じはしなくもないけど。