BROTHERの作品情報・感想・評価

「BROTHER」に投稿された感想・評価

だりあ

だりあの感想・評価

4.1
120分のなかでそんなに色々なことは起きない。アメリカに発ってヤクザとして生き抜いた様を描いただけ。たけしは余白に人間関係を埋め込む。だから感情移入しやすい。
はぐれ

はぐれの感想・評価

3.7
『ジュース』のオマー・エプスを見て無性に見たくなり久しぶりに鑑賞。

今見返すとその後の北野映画のフィルモグラフィーが頭にあるせいか常連の大杉漣、寺島進、久石譲との関係性がとにかくグッとくる。
てかもうたけしさんと大杉さん、寺島さんとのBL映画だよね(笑)特にたけしさんがアメリカのぶさい女に夢中になっているのに嫉妬して慣れない英語で「女にアニキを盗られた…」なんて呟いちゃうのなんてもうキュンキュンくる(笑)
その後の寺島さんを亡くしてからのたけしさんの悲壮感も兄弟と言うより愛する人を亡くしたそれだよね。

北野映画は次の『Dolls』を境に新たなステージへと進みこれまでのスタイルと決別をする。主人公が何も語らない分、その余白を埋めるがごとく久石さんの音楽が語っていてくれていたんだなぁと。
黒ヤクザスーツにゴリゴリアクセとウォレットチェーン。面白いけどかなり無理あるストーリー。ラストの鞄の中身は捻りないなと思ってしまった。音楽は”朝の4時帰宅”と”これがなければ”の元ネタ。

このレビューはネタバレを含みます

北野映画に外人が出てくるとアウトレイジの大使館の人しかりちょっと違和感が出てそこからコメディタッチになってしまうのかと懸念したが、今作はしっかりとキャストにマッチして存在感のある役として映っていた。

日本人特有のものと言ってもいいであろうヤクザの義理と死生観を英国の制作側はどう受けとったのだろうか。
いつもは静かだが時に激しく殴り銃を撃ちまくる山本はやはりかっこいい。

そして自分の信念を曲げることが出来ず死んでゆく男たち。加藤が自分に引き金を引くシーンは衝撃を受けた。

ラストのデニーの表情が素晴らしい。
ヨウジの衣装も久石譲の音楽も映画を引き立たせている。
たくみ

たくみの感想・評価

3.2
ストーリー★★★☆☆
映像★★★☆☆
演出★★★★☆
キャラクター★★★☆☆
音楽★★★☆☆
へいゆ

へいゆの感想・評価

4.0
安定の北野汁って感じ。久石譲の音楽が死を匂わせるの助長してるよなあ。アメリカが舞台になっているがヤクザの少しコミカルなやりとりもいつもの間も北野ブルーも健在。
少しエンタメチックに寄せているような印象を受けた。

だいたいもう序盤から死の雰囲気が横たわっていて結末予想できるのに切ないというか、はじめから死を感じるからヤクザたちのあの生命力が映えるというか、いろんなギャップが漂っているから飽きないで観られるのかな。
作りや構成はいつもの北野映画の域を越えないから惰性で観てしまいがちになりそうなところ、そうならないのが不思議。
あんまり
何がしたいのかよく分からなかった
最後の方はおもろい

後たけしで見たいのは
あの夏1番静かな海
キッズリターン
菊次郎の夏
くらい。
それ以降はもういい気もする。
森島

森島の感想・評価

3.2
北野武のテイストとアメリカが合わない気がしていまいち内容が入ってこなかった
ブラックレイン然り日本と海外が混ざる映画はどう見たらいいのか分からない
最後の方は良かった
脇が最高に輝く北野映画。大杉漣の迫力、寺島進のキレ、渡哲也の重さ。作家性よりも娯楽性高め。
色々ツッコミどころはあるけれど、何故だか飽きずに最後まで観ることができます。
武映画に出てくるビートたけしは無口で全然喋らなくて、動きも派手じゃないけど、ここぞという時にバシバシ殴ってバンバン撃ちまくって、かっこいいんですよねぇ。
そして自分の信じた道から外れることが大嫌いで、「世の中はいつも変わっているから、頑固者だけが悲しい思いをする」なんて歌がありますけど、まさにこの通りで、主人公は周りと折り合いをつけることができなくて、自ら死んでいく。果たして海外の人たちが、どれだけこの死生観と生き様に共感又は理解をしているのか分かりませんが、僕としては惚れてしまいます。勿論自分はこんなこと出来ないし、なりたくないですが。

そして何が良いって久石譲の音楽ですよ。本作を観る前からバラードは何度も聴くほど大好きでした。そうか、こんな風に使われてたんだなぁと思って観ていました。ピッタリ。
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