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容疑者Xの献身のwadのレビュー・感想・評価

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)
5.0
何度も見た作品

ガリレオの映画は全て愛が動機となっている殺人を描いている。石神の見返りを求めない献身的な愛がどこまでも切ない
朝にお隣さんが営む弁当屋の弁当を買い、美里ちゃんが同級生といるにも関わらず躊躇なく手を振ってくれて、隣の部屋から聞こえる生活音だけでも心の支えになる。石神にとって花岡親子はただ居てくれることだけで生きる希望になっているのが…

石神と花岡親子が同じ運命には染まらない、2人は結ばれないことを四色問題の「隣同士が同じ色になってはいけない」で表現しているのが堪らない
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